My Sweet Melody

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音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」8月15日夜公演 観劇メモ

音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」 | ラインナップ | オーチャードホール | Bunkamura


「冬眠する熊に添い寝してごらん」に続いて人生二度目の蜷川さん演出舞台でした。
また同じくBunkamuraには二度目の訪問です。




これ以降は舞台のネタバレを含みますので、内容を知りたくない方はご覧にならないでください



  • 音楽劇であるということ

寺山修司さんの戯曲が原作ということで、歌うことで心を交わしていくシーンが数多くあります。
特に、亀梨和也演じる賢治と高畑充希さん演じる弓子が互いに惹かれ合い、恋していく様子は歌なしには理解し得ないです。
それだけに亀の歌唱が控えめである理由がわからなかったです。
高畑充希さん、マルシアさん、花菜さんなどとにかく歌唱力が半端じゃない方々がガンガン歌い上げている中、控えめに苦しげに歌う亀はそういう指導でそのような演じ方なのかしら…。
歌い上げるだけでなく、虚しさや辛さが込められた哀しみの歌を歌う六平直政さんや戸川昌子さんもいるだけに、ますます納得いかなかったです。

  • 舞台美術について
スラム街の隔離された世界観を表すのに、傾斜がキツい斜めになった機構と現実世界には成立しない生物たちがいます。
なぜこの機構なのか、なぜこの生物たちが配置されるのか観続けてもわからなくて、わからないことに苛立ちもあります。
こういう世界観が好きな人がいることも理解できる一方、なぜなのか?という理由を探してしまう身としては納得できなくて処理のしようがないままです。
もう一度観る機会があるので、そこで少しでも理解するヒントが得られるといいなぁ。

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