My Sweet Melody

常に何かしらのおたくをしているわたしの話

映画JOKER GAME 感想

ネタバレありなので、まだご覧になっていない方は閲覧をご遠慮ください。



率直な感想としては、怖かった。

他に競い合っているスパイに捕まるかも?ここで戻ったら殺されるかも?というフラグが立つので、実際に捕まったり殺されそうになったりするまでの間がものすごく緊張するんですよ。
フラグが立ってから、その通りになるまでにかかるプレッシャーが半端なくて、見ているだけなのにそのプレッシャーが自分にかかっているかのようでビビっていました。
鑑賞初回だったので目を背けたりはしなかったものの、コート抱いて内心ヒィヒィ言いながら見ました。
緊張感に弱い私にはめちゃくちゃ怖かったよ〜〜(;∀;)
深田恭子さんの役が拷問を受けるシーンなんかも痛そうで辛くてですね…隣に吊るされた亀の色気を感じる余裕なかったです。

アクション&ロケーションは最高!

他のスパイから逃げながら着替えていくシーンに盛り込まれる多彩なアクションは見ていて痛快でした。
通りすがりのモノや人を使ったアクション(いわゆる人のうちの鍋ブタでパンチを防ぐとか、ドアから出てきた人が他のスパイの行く手を阻むとか)は楽しい。
ただ結構スピードのある撮り方なので、三半規管の弱い私は途中、途中で酔いました。
最後の時計台から飛び降りるシーンから車で闘争するシーンまでも目が回ってしまってキツかったですね…。
アクションに力を入れた映画を見るとは、こういうことも想定しないといけないですね。
そんなアクションにリアリティーを与えてくれるシンガポールとバタム島のロケーションはすごく良かったです。
私はシンガポールに住んでいたことがあるので、懐かしさも感じました。
グラハム邸として登場するラッフルズホテルにも泊まったことがあるので、あそこでアクションシーンを撮ったのかと思うと単純にいいなぁという気持ちになりました。

ドキドキハラハラのリピートをするかどうか

リピーターとして見に行くか?という点でいうと、私は見に行かないです。
フラグ通りにストーリーが進む緊張感に押し潰されるのわかっていて見に行けないです…だったらバンクーバーの朝日見に行く…。
このドキドキハラハラを楽しめる方にたくさんリピートしてもらえる映画だと思います。